2026/5/6
ファントムライダーズ1+2
鳥取スクリーンメディアラボ

ファントムライダーズ1+2
■「メディア考古学」的映画制作
ある日偶然見つけた大量の映画チラシと一冊の本。そこには日本各地の映画館を巡ったエッセイが綴られていた。「私」にとっては、一度も訪れたことのない場所で上映された、一度も見たことのない映画のはずなのに、なぜか初めて見た気がしない。「私はこの映画を知っている。私は昔、確かにこの映画を見た……。」自分のものではない記憶の正体を探るべく、「私」は本に記された劇場を訪れる旅に出る。各地の盛り場の風景と興行の痕跡、移動する身体から、個人的かつ集合的な日本映画史を記述する「メディア考古学」的映画制作の試み。

メインビジュアル:湖海すず
■『ファントムライダーズ』(2025)
スクリーンの傍に立つ一人の活動弁士。彼女は著者名も奥付もない奇妙な本『幽霊騎手』を手に取り、そこに記された「自分のものではない記憶」についての物語を語り始める。鳥取の映画館シネマスポット フェイドインで見た『恋する惑星』の記憶。神戸の新開地で、映画館とスケート場が一体になった風変わりな劇場を訪れた記憶。香林坊の映画館主が構想する、新たな娯楽施設の記憶……。活動弁士は鳥取、神戸、金沢、熊本と、過去に存在した各地の映画館を巡る時間旅行を続け、やがて今回の旅の終着地・盛岡で、隣の座席にいた一人の映画観客と言葉を交わす。
共同監督:佐々木友輔、杵島和泉
出演:大久保藍、中村友紀、牧小雪、リサーチ・脚本:杵島和泉、脚本・撮影・編集:佐々木友輔、照明:田中哲哉、藤森このみ、メイク:梶川真奈、イラスト:Clara、ロゴデザイン:蔵多優美(ノカヌチ)、音楽:田中文久、チェロ:木下通子、主題歌:「マイラヴセプテンバー」(作詞・作曲・歌:にゃろめけりー、編曲:田中文久)、資料提供:門村裕明、協力:佐藤洋一、湖海すず、平岡美歩、井上柊、鳥取大学演劇サークル劇団あしあと、Clara、髙森友華、ロケ協力:鳥取県立博物館、岩手県公会堂
■『ファントムライダーズ2』(2025)
偶然見つけた一冊の本『幽霊騎手』に誘われて、かつて誰かが見た映画/訪れた映画館の記憶を巡る旅に出かけた大学生ハル。彼女のためにタイムマシンを発明し、その出発を見届けた友人フユの元に、ある日、時間旅行の先駆者プショル教授からのメッセージが届く。教授によれば、ハルが旅先で行方をくらまし、今も捜索が続いているが何の手がかりも見つかっていないのだという。フユは『幽霊騎手』のコピーを持ち出し、教授と共にハルの救出を計画。奈良、群馬、愛知、和歌山、北海道、長崎へと、新たな旅が始まる。
共同監督:佐々木友輔、杵島和泉
出演:大久保藍、中村友紀、牧小雪、リサーチ・脚本:杵島和泉、脚本・撮影・編集:佐々木友輔、照明:田中哲哉、藤森このみ、メイク:梶川真奈、イラスト:湖海すず、ロゴデザイン:蔵多優美(ノカヌチ)、ED映像:伊賀太亮、佐々木友輔、ストーリーボード:小澤虹色、スチル:ささふじはなみ、古森南帆、音楽:田中文久、主題歌:「メモリーテープ」(作詞・作曲・歌:にゃろめけりー、編曲:田中文久)、上映支援(クラウドファンディング):木原三代志、米子シネマクラブ、協力:村瀬謙介(小取舎)、高木善祥(SHEEPSHEEP BOOKS)、門村裕明、佐藤洋一、井上柊、ロケ協力:喜楽座、宇陀キラ倶楽部、レンタルハウスPOP
■『ファントムライダーズ1+2』(2026)
映画『ファントムライダーズ』『ファントムライダーズ2』を統合した完全版。クラウドファンディングでご支援いただいた「米子シネマクラブ」の200本目上映記念例会として、2026年5月6日(水・祝)に米子市文化ホールにて上映しました。





